ミニ盆栽を始めよう

ミニ盆栽がブームです。盆栽を始めてみたいけど、まずは手軽なミニ盆栽からスタート、という方や、犬や猫などの動物を飼うことは難しいけど、穏やかな気持ちになれる植物と触れ合いたい、土いじりをして癒されたいといった、いわゆる“癒し系”としてのミニ盆栽、家具や照明などとバランスのとれた植物をもうひとつ、といった具合に“インテリア”としてのミニ盆栽の需要が高まっています。ネット通販などでも簡単に手に入るこのミニ盆栽、ぜひあなたも始めてみませんか?

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ミニ盆栽の剪定と必須道具類

ミニ盆栽の剪定と必須道具類剪定作業は、盆栽をするうえで、1番楽しく、非常に難しく、そしてもっとも重要な作業の一つでしょう。「逆枝」、「絡み枝」、「車枝」、「かんぬき枝」、「立ち枝」、「平行枝」などの忌み枝と呼ばれる盆栽の美観を損なう枝を切り落とし、伸びてきた新芽を摘み、盆栽の目指すところの“大木感”の演出を目指し ます。樹種によって異なりますが、年に数回もすれば事足ります。また、冬場の寒い時期、木が大きく変化をしない時期を狙ってやるのが基本です。ミニ盆栽は盆栽同様、幹の部分をありありと表現することが大切です。そのためには思い切った剪定も時には必要であり、確かに経験や知識が必要になってきます。芸術と言えど、扱 う相手は生きているのですから、失敗は避けてあげたいですね。

剪定に必要な道具として、基本的なものを挙げてみます。
・盆栽ばさみ
・剪定ばさみ
・専用ピンセット
・針金切り
・やっとこ

です。ホームセンターなどでも普通に売っていますから、販売員にいろいろ教えてもらいながら、自分の現状に適したものを選びましょう。

盆栽道具のおすすめ通販サイト⇒THE Bonsai Dougu.JP

ミニ盆栽と苔玉の作り方

ミニ盆栽と苔玉の作り方苔玉は盆栽アレンジ法のひとつで、もっとも日本風で、もっとも手軽なアレンジ盆栽のひとつです。従来の一般的なミニ盆栽に少し飽きてきたら、苔玉作りにチャレンジしてみましょう。

苔玉作りに必要なものは
・水苔
・ハイ苔
・木綿糸
・受け皿
・布


まず、植え込みたい樹木を鉢から出し、根の部分を大事に扱いながら土を丸い感じで覗いていきます。そして、「布」の上に、円形に「水苔」を敷き、その上に樹木を乗せます。樹木を乗せたら布ごと水苔と樹木を風呂敷を包むように覆い、むすびを作るように軽く握ります。次に、「ハイ苔」をできた円状の苔玉の基礎 に貼り付けていき、最後に木綿糸で周囲をぐるぐると巻いていけば出来上がりです。

たったこれだけの作業で、ミニ盆栽もまるで滝の近くにひっそりとたたずむ巨木のような面持ちになります。受け皿をこじゃれたものにすれば、洋間でも、当然和室でも問題なく溶け込むでしょう。複数の樹木を混ぜて作ることも簡単なので、いろんな苔玉製作に挑戦してみてはいかがでしょうか。

ミニ盆栽とフラワーアレンジメント

ミニ盆栽とフラワーアレンジメント最近、花屋さんに行くと、色々なフラワーアレンジメントを見ることができますね。芸能界にも有名なフラワーアレンジメントをする方が幾人かいらっしゃいますし、割と身近なものであるようです。ところで、このフラワーアレンジメントとミニ盆栽って似ていると思いませんか?

正確な情報を調査したわけではありませんが、ミニ盆栽とフラワーアレンジメントは親せきのような関係であると思うのは私だけでしょうか?日本という国は、外国から仕入れたものを加工して、発展させるのがものすごく得意な民族の集合体ですよね。フラワーアレンジメントも例外ではないはずです。ミニ盆栽や盆栽の要素を多分に取り入れたフラワーアレンジメントは色々な花屋さんで確認できますし、その逆も最近では珍しくありません。

盆栽は純和風な文化ですから、誠実な人はあまり受け入れられないことかも知れませんが、伝統に固執することなく進化していく世界観を眺めていると、本当に意識が拡大し、自由な気持ちになれることを、ぜひ知って頂きたい。両者の美点のみを寄せ集めて、また新しいジャンルの文化が出現するかもしれませんね。

フラワーアレンジメントに関して親切に応えてくれる花屋さん⇒毛蟹沢富一の花屋ONE LOVE

ミニ盆栽を彩る脇役・苔

ミニ盆栽を彩る脇役・苔ミニ盆栽は芸術です。日本そのものです。日本人の大切にしてきたわび、さび文化を象徴するかのような素晴らしい伝統です。しかも、国内のみにとどまらず海外にまでこの“BONSAI”という言葉を浸透させつつあります。この芸術的要素の強い盆栽の美しさを決めているものがいくつかあります。

まず、盆栽やミニ盆栽自体の樹形の美しさ、根張りや幹・枝・葉などの形や大きさ、そして彩り等です。次に、盆栽を納める鉢ですね。盆栽自体のそれと、鉢の色・つや・形などとのハーモニーが、“盆栽”全体を輝かせます。そして、最後に忘れてはならないのが、苔です。苔は日本独特の優しい雰囲気を醸し出すのにぴったりのツールで、この苔なしには、いかに素晴らしい姿形をしていても、盆栽本来の美しさを表現することは難しいかも知れません。

「盆栽を知るにはまず苔から」という人もいるくらい大切な要素。ミニ盆栽、鉢、苔が奏でる美しいハーモニーをぜひ一度体験していただきたい。確かに人から習う部分も少なくないですが、芸術とはいかにも主観的なもの。ご自分の“美”への飽くなき探求心に正直になって頂きたいと願います。

ミニ盆栽は鉢で決まる!

ミニ盆栽は鉢で決まる!鉢映り… 盆栽を鑑賞するときは、まず、その盆栽が設置されている台ごと盆栽の全体像を見ます。そして、観賞のポイントである4つのポイントを含め、手前の空間や奥行きなどをじっくりと眺めていきます。盆栽の美しさを直感的に判断するのは、その形状と、色合いであるでしょう。

そして、色合いを決めるのは、“樹木”と“鉢”です。鉢は確かに知識さえあればいつでも変えることは不可能ではないでしょう。しかし、あれこれと迷ってしまうようではまだまだです。その樹木を最大限にひきたてる鉢選びこそが最重要になります。これらの調和を図ることを“鉢映り”と言います。松柏類には泥もの、いわゆる雑木類には釉薬ものを使う場合が一般的でしょう。それ以外の花もの・実ものは、花や実の美しい色合いを大切にしますから、それらとの調和がとれている必要があります。花・実の美とのハーモニー、樹形全体とのバランスを確認し、鉢を選んでいきます。最初はよく分からないかも知れませんが、展覧会に行ったり盆栽教室などで習っていくうちに、ぴったりの鉢というものが分かってきます。

ミニ盆栽は特に鉢の重要性が高まります。鉢と樹木のバランスが1:1、1:2などと互いが互いを高めあっている割合が普通の盆栽より高いことが多いからです。鉢選び、鉢映りは、ミニ盆栽でも、盆栽でも楽しく、そして大切な知識です。